スパーマリオの切手

7歳の息子がいるのですが、スパーマリオが大好き。

たまにwiiを引っ張り出してきてマリオギャラクシーをやりこんでいる。

実は切手にもマリオがいたんですね。

 

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日本郵政より

 

可愛い切手ですよね。僕もスーパーファミコンでやりこんでいたので懐かしくなりました。

 

切手の売り方

切手の買取には金券ショップ、リサイクルショップ、オークション、買取業者の4つがあります。
金券ショップは額面に対して80%90%と言った形で買い取ってくれます。
しかし、プレミア切手は一切考慮してくれません。
リサイクルショップも同様です。
オークションはタイミングによっては一番高く売れるかもしれません。
ただ、一番面倒な売り方でもあります。
私が調べたところ、もっとも簡単で高く買い取ってくれるのは切手買取業者のようです。
ただし、切手買取業者でも基準があり、コレクションしている切手によっては高く売れるものと買い叩かれる可能性があります。
なぜなら、切手買取業者はその道に精通しており、プレミア価値を高く評価してくれるからです。
これは金券ショップやリサイクルショップにはない最大の強みなんですね。
私の友人が切手を手放すことになりましたが、やはり切手買取業者を利用していました。
なんでも店頭まで持っていくやり方と、出張で自宅に来てくれるやり方。ダンボールで送って査定してもらうやり方があるそうです。
彼は郵送を選びました。
ダンボールに詰めて送るだけで次の日には査定が出ました。
特に比較していませんが、納得の金額だったのでそのまま売ったとのことでした。
彼のことをとやかくいうつもりはありませんが、もし私なら何社が比較して売るでしょう。
なぜなら大切にしてきたコレクションが安値で買い叩かれるなんでイヤですからね。

切手の買取

現在では切手を手放す人が多いそうです。
理由は切手の価値が下がっているから。
そりゃそうですよね。
人気が下火になった切手は需要が減るのは当たり前です。


一度テレビで切手を売っていた人の特集を見たことがありますが、残念そうに「これ以上持っていても損をするだけだ」と言っていました。
このサイト(切手の買取情報)によると切手の価値は5年前の1/3なんだとか。

切手業者がいうのなら信憑性はありますよね。


僕としては切手を手放す気はないので売りませんが、今後収集予定がない方は早めに売るのがいいかもしれません。
しかし本当に残念です。
もっと切手が盛り上がってくれれば、さらに素敵なデザインの切手も販売されるでしょうから。
といっても、今後さらに切手の価値が下がるのは間違いなさそうです。
高く売りたいときは上記のサイトを参考にすると良いと思います。
中には大量の切手をお持ちの方もいますよね。
手放すのいいけどどこに売っていいのかわからないという人も多いと思います。
また切手に興味がない人からすると、え?切手って売れるの?という感じかもしれません。


切手は一種の金券です。
なので未使用ならほぼ確実に売れるんです。
もちろん62円切手が62円で売れるわけではありません。
62円の80%とかそんな感じです。
しかし、プレミア切手は違います。
古い切手や中国切手などは額面以上の買取が期待できます。
特に中国切手は非常に人気があり、かなりの高額査定が期待できるようです。
私のコレクションにもオオパンダや毛沢東の切手があります。
もちろん手放すことはありませんので、私の息子に譲る予定です。
そのあとは息子に任せますが、大切にしてくれるとうれしいです。

レアな切手

ここでは希少な切手を紹介します。


見返り美人
切手収集家なら誰でも知っているきっといえば見返り美人です。
昭和23年に発行された見返り美人が切ってブームの火付け役と言っても過言ではありません。
浮世絵の美しい絵柄と、縦長の独特の構図が話題となり、今現在でも人気のある切手です。


竜切手
1871年に発行された竜切手が日本初の切手です。
郵便発足とともに発行されたのですが、開業までに86万枚作られました。
当時は印刷技術が未熟だったことから、竜切手の図柄は手彫りの版を使って作られました。


桜和紙カナ無し
竜切手のヨクトに発行されたのが桜切手です。
四隅に桜の花がデザインされており、英語表記で1SENと印刷されているのが特徴です。
こちらも非常にレアな切手で使用済みでも2,000円以上の価値があります。


月に雁
見返り美人と並んで人気があるのが月に雁です。
こちらも縦長の大型切手であり、歌川広重の月に雁がデザインされています。
付きを背景に雁が降り立つ姿が描かれた風流な絵柄です。


ビードロを吹く娘
喜多川歌麿の浮世絵である婦女十相十品のひとつがデザインされています。
和服の日本美人がビードロを片手に吹く姿がきれいです。
このころから印刷技術の発達から見た目にも美しい切手になっています。


市川蝦蔵
1956年に発行された歌舞伎役者市川蝦蔵をデザインした切手です。
切手趣味週間シリーズでも人気の切手ですが、プレミア的な価値は少々低いようです。

切手いろいろ

切手について書いてみようと思う。
切手は「切符手形」が略して切手と呼ばれます。
歴史は170年ほどです。
最初に発行されたのは1840年5月6日にイギリスで発行された「ペニー・ブラック」です。
図柄には当時の国家元首ヴィクトリア女王が描かれています。
黒の背景に1ペニーの切手だったことからブラックペニーと呼ばれています。
その翌年にはレッドの背景に変わりました。
当時の美品が残っていれば、買取相場は5000円と非常に高価です。
未使用になると10万円を超える可能性があります。
世界初の切手と希少性からものすごいお宝切手なんですね。
そこからは改善を加えつつさまざまな切手が発行されました。
日本では郵便発足とともに切手も発行されました。
日本での初めての切手は「竜文切手」
その名の通り、竜が描かれています。
当時の通貨である「文」であったことから竜文切手と呼ばれます。
ちなみにこの龍門切手もプレミアが付きます。
ヤフオクの相場だと5万円前後と非常に高価。
非常に珍しいためお持ちの方は少ないと思います。
もっと珍しい切手では不発行切手というものがあります。
その名の通り一般には出回っていな切手のことです。
私は見たことはありませんがその不発行切手は100万円を超える査定がつくのだとか。
もしもお持ちであればうらやましい限りです。
超珍しい切手もあります。切手は紙のイメージがありますが、アルミ箔でできた切手や木製のものもあります。
これは日本ではなく、ギニアガボンと言った海外で発行された切手です。
また、マリリンモンローなどのすたーが肖像になった切手や、レコードで実際に音楽が聞ける切手もあるのです。
遊び心があって面白いですよね。
その他には、形が珍しい切手もあります。
バナナの形をした切手、星型の切手、椰子の実を模したきって、国をかたどった切手などなど、お硬い日本人には真似ができないユニークな切手です。

郵便の歴史

今日は郵便の歴史をお話します。

郵便の創業は1871年

当時の配達には人車が使われていました。
郵政博物館にはこの人車も展示してあります。

 

切手
郵便と切手はセットみたいなものですよね。
切手収集は今では人気ない趣味のようですが、郵便や切手の歴史を知っていただくと少しは興味を持つ持っていただけるのではないかと思います。

切手に関しては語りだすと長くなるので別のページで紹介したいと思います。

 

ポスト
初めてポストが登場したのが1871年です。
今では赤いポストが普通ですが、当時は黒いポストが設置してあったそうです。
最初は四角いポストだったのですが、1901年から丸筒状のポストが登場しました。
もちろん視認性を改善するためですね。
ポストにもいろいろあって、俵屋式ポストや中村式ポストと呼ばれるものがありました。
なんとなくおなじに見えるポストですが、ハガキの入り口や出し口のデザインが違います。

 

郵便カバン
郵便屋さんが自転車に黒いカバンをのせて配達する姿は最近ではあまり見ませんよね。
僕が幼い頃はこのスタイルが当たり前でした。
ちょうどバイクも採用されていた頃でしたね。
週便創業当時は「書状(ハガキ)」を配達してもらうということが非常に珍しかったため、利用者が少なく郵便カバンはとても小さかったのです。
しかし、時代の移り変わりとともにどんどん大きくなっていきました。
今ではバイクや車ですが、当時の配達員さんは相当な苦労があったでしょうね。

 

郵便灯器
創業当時の1871年は街灯は少なく、夕方にもなるととても暗かったそうです。
したがって懐中電灯代わりの灯器が必要でした。
灯器とは明かりを灯す機器。提灯の鉄製品といえば伝わるでしょうか?
郵便マークの付いた灯器を片手に配達されていたんですね。


郵便制服

当時では珍しい洋装を制服に採用していました。
これは郵便を利用してくださいという宣伝お意味もあったそうです。
珍しい制服の人が町中を歩いていたら目を引きますよね。
これを利用して事業の拡大を図ったそうなのです。
洋装自体が珍しかったため、当時の錦絵には郵便局員が数多く描かれました。
いまでもキリッと制服で配達されている郵便局員には感謝ですね。

 

押印
ハガキ(切手)を利用すると消印が押印されますよね?
昔は今みたいな自動ではありませんので、人力でハガキの上下を揃えスタンプを押していました。
しかし、郵便物の増加とともに機械化が進められました。
初期の機械は精度が悪く、押印の際にミスをしたり、人的なミスで日付が間違ってたり、さまざまなエラーが出たのです。
いわゆる「エラー印」です。
エラー印は見つかればすぐに回収されましたが、一部はそのまま配達されました。
その希少性からエラー印は現在では高いプレミア的な価値を持っています。
機械の精度が上がるにつれエラー印は少なくなっていきましたから、当時のエラー印はとてもレアなんですね。
お持ちの方がいたら査定に出してみることをおすすめします。

切手の思いで

切手の思い出はいろいろあります。
最初は鉄道の切手に惹かれました。
子供心に収集欲が出ました。
そこからなんとなく切手に興味が出てきたんです。
私の子供の頃は切手ブームで、新しい切手が発売されると郵便局に並んでいたんですよ。
今では考えられないですよね。
切手を購入すると次の切手の発売予定日が書かれた紙がついてくるんです。

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かなり古いものなのでシミがありますが、これを見ながら発売される切手をワクワクしながら想像していました。

切手が好きだったので郵政博物館にも行ったことがあります。
東京のソラマチに開館した郵便の歴史を知ることができる博物館です。
郵便や通信の展示物があり、切手に関してもレアなお宝切手から世界各国の見たこともない切手まで数えることができないほど展示してあります。
いわば切手マニアの聖地ですね。
昔なつかし筒型の郵便ポストなどもありとても楽しめますよ。
ちなみに郵便博物館には33万枚以上の希少な切手が保管してあります。
ぜひ見に行ってください。