レアな切手

ここでは希少な切手を紹介します。


見返り美人
切手収集家なら誰でも知っているきっといえば見返り美人です。
昭和23年に発行された見返り美人が切ってブームの火付け役と言っても過言ではありません。
浮世絵の美しい絵柄と、縦長の独特の構図が話題となり、今現在でも人気のある切手です。


竜切手
1871年に発行された竜切手が日本初の切手です。
郵便発足とともに発行されたのですが、開業までに86万枚作られました。
当時は印刷技術が未熟だったことから、竜切手の図柄は手彫りの版を使って作られました。


桜和紙カナ無し
竜切手のヨクトに発行されたのが桜切手です。
四隅に桜の花がデザインされており、英語表記で1SENと印刷されているのが特徴です。
こちらも非常にレアな切手で使用済みでも2,000円以上の価値があります。


月に雁
見返り美人と並んで人気があるのが月に雁です。
こちらも縦長の大型切手であり、歌川広重の月に雁がデザインされています。
付きを背景に雁が降り立つ姿が描かれた風流な絵柄です。


ビードロを吹く娘
喜多川歌麿の浮世絵である婦女十相十品のひとつがデザインされています。
和服の日本美人がビードロを片手に吹く姿がきれいです。
このころから印刷技術の発達から見た目にも美しい切手になっています。


市川蝦蔵
1956年に発行された歌舞伎役者市川蝦蔵をデザインした切手です。
切手趣味週間シリーズでも人気の切手ですが、プレミア的な価値は少々低いようです。